駒宮神社 神武天皇ゆかりの少宮趾と澄んだ空気の神域

宮崎県日南市の駒宮神社|神武天皇ゆかりの少宮趾と御鉾の窟
  • URLをコピーしました!
目次

駒宮神社の由緒と伝承

駒宮神社の拝殿正面

<駒宮神社の拝殿正面>

宮崎県日南市の「駒宮神社(こまみやじんじゃ)」は、初代・神武天皇(神日本磐余彦命)が幼少期を過ごした「少宮趾(しょうぐうし)」とされる地に鎮座しています。創建は文武天皇元年(697年)とも伝わり、境内奥の「御鉾の窟(みほこのいわや)」には神武天皇が愛用した御鉾を納めたという伝承が残ります。
江戸時代には飫肥藩の伊東氏が社殿を再興・改修し、明治期には一時「平山神社」と改称された後、現在の社名に復しました。御鉾の窟や巨石信仰、日向神話に通じる歴史が今も息づく神社です。

参拝のきっかけ

私がこの神社を訪れたのは、母がかつてここで願掛けを行ったご縁によるものです。当時は先代宮司がご健在で、「霊感が非常に鋭く、相談に訪れた人の悩みに的確な助言を与える」と評判だったそうです。母もその評判を聞きつけ、一度相談と願掛けに訪れたのだとか。今回の参拝は、その願掛けが成就したお礼を伝えるためでした。
訪れた日はあいにく先代は外出中でお会いできませんでしたが、現在はすでに隠居され、神社としても霊視や相談は行っていないとのこと。それでも境内には凛とした空気が漂い、長い歴史と地元の方々の篤い信仰が感じられます。

境内と見どころ

鳥居と参道

正面の鳥居から石畳の参道がまっすぐ伸び、境内はこぢんまりしながらも丹念に手入れされているのが良くわかりますし、御祭神の霊格の高さも相まってか厳かな凛とした雰囲気に包まれています。

駒宮神社の正面鳥居と参道

<駒宮神社の正面鳥居と参道>

神馬像と神武天皇像

拝殿そして神武天皇像と愛馬の石像

<拝殿および神武天皇と愛馬の石像>

拝殿前には神武天皇と愛馬を象った石像が並びます。駒宮神社は「日向シャンシャン馬」発祥の地ともされ、例祭では五色の布や馬鈴で飾られた馬が集まり、奉納行事が行われてきました。

御鉾の窟と巨石信仰

御鉾の窟の入り口

<御鉾の窟の入り口>

巨石に造られた御鉾の窟を祀る様子

<御鉾の窟を祀る様子>

境内奥の御鉾の窟は、神武天皇が御鉾を納めたと伝わる聖域です。周囲には巨石があり、古代からの磐座(いわくら)信仰を今に伝えています。

男根岩と子宝信仰

境内裏手には男根の形をした自然石があり、子宝・安産のご利益を願う人々が訪れます。

この手の類のものは、日本各地で見ることができると思いますが、いつの世にも共通する人々の悩み・願いに関するテーマの一つなんだなあ…と感じさせられました。

男根岩とされる自然石

<男根岩とされる自然石>

境内の猫たち

御鉾の窟近くで人懐っこく近づく白猫

<御鉾の窟近くで人懐っこく近づく白猫>

境内でくつろぐ茶トラ猫

<境内でくつろぐ茶トラ猫>

境内には不思議と猫が多く住み着き、人懐っこく参拝者に寄ってきます。普段は猫に避けられる私も、この神社ではやたらと懐かれ… 滅多にない事態に嬉しくなり、ついつい時間を忘れてしまいました。

古くからの信仰と風習

駒宮神社は、日向シャンシャン馬の発祥地とされるほか、珍しい神事「煮花祭(にはなさい)」が行われます。これは餅籾を煎って神前に供えた後、家族で分けて食べるもので、五穀豊穣と家内安全を祈る伝統行事です。こうした祭事や巨石信仰は、古くからの生活と信仰が色濃く残る証しといえるでしょう。

アクセス

所在地:宮崎県日南市平山1095

/日南東郷ICから車で約10分
公共交通/JR油津駅から車で約10分

無料駐車場あり

福祉参道(スロープ)整備あり
車椅子・高齢者も参拝可

公式サイト:駒宮神社公式ページ

関連リンク

<鵜戸神宮>
この駒宮神社から鵜戸神宮までは車で約10分。お時間に余裕があるならば是非セットでの参拝をオススメします。

🏨 宿泊について
旅のスタイルに合わせ、お好みの宿を探してみて下さい。

🚙 移動について
宮崎市~日南地域の観光は車・レンタカーでの移動が便利です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次